グノシー福島CEO「ユーザー激増はまだ続く」 新たなアプリも投入、成長は鈍化していない

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――AI(人工知能)のニュースが毎日のように出るようになり、非常に注目されている。ただ、グノシーの場合は上場前に比べて、あまりAIの活用をアピールしなくなった印象だ。

グノシーが人工知能をアピールしていないとは思わないが、変な形でアピールする企業が増えたせいで、目立たなくなったのかもしれない。われわれの考えでは、ユーザーの問題解決をしていなければ、人工知能を使っていても意味がないと思う。

使っている技術自体を投資家向けにアピールしようとするのは、間違った欲望だ。実際にその技術を使った結果、どのくらい社会が豊かになり、会社にいくら利益が出たのかを伝えるべきではないか。

もちろん、人工知能は大きなトレンドなので、人材やノウハウの集め方はすごく意識している。実際に、人工知能に詳しい人の間では、われわれのプレゼンスは非常に高い。ほかの会社では採用できないような優秀な人材を獲得できているし、「人工知能と言えば当然、グノシーでしょ」というくらいの水準にある。

(撮影:梅谷秀司)

山田 泰弘 東洋経済 記者

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やまだ やすひろ / Yasuhiro Yamada

新聞社の支局と経済、文化、社会部勤務を経て、2014年に東洋経済新報社入社。IT・Web関連業界を担当後、2016年10月に東洋経済オンライン編集部、2017年10月から会社四季報オンライン編集部。デジタル時代におけるメディアの変容と今後のあり方に関心がある。アメリカ文学、ブラジル音楽などを愛好

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