NY爆発事件、現場で一体何が起きたのか 容疑者は19日、銃撃戦の末に拘束
17日発生した、ニューヨーク市のチェルシー地区での爆発では、29人が入院したほか、窓が粉々になって付近の通りが一時封鎖された。当局はそこから数ブロック離れた場所で、別の爆発物を発見した。
ニューヨーク市のデブラシオ市長とニューヨーク州のクオモ知事らは現場を18日に視察し、徹底した捜査を行うと約束した。18日夜までに警察は関与したとみられる人物の大規模な捜索を行った。
この事件について、分かっていることは次の通りだ。
Q: 爆発が起きた場所は?
A: ニューヨーク市警のジェームズ・P・オニール本部長によると、西23丁目131番地の前で起きた。
爆発物内の金属片が飛び散って負傷
Q: 別の爆発物が発見された場所は?
A: 当局によれば、西27丁目の6番街と7番街に挟まれた地点で、爆発から約3時間後に発見された。18日に市警本部でオニール本部長が語ったところでは、同地区を捜索中の州警察官2人が見つけた。ソーシャルメディアに投稿された爆発物の写真を見ると、調理器具に配線と携帯電話が付けられている。警察はこの写真が本物だと発表した。
Q: その爆破物はどうなった?
A: 警察の処理チームが18日午前2時25分ごろ無事に回収した。警察によると、バージニア州クワンティコにある米連邦捜査局(FBI)の研究施設で詳細な調査が行われる予定だ。
Q: けが人の状況は?
A: けがの多くは、爆発で飛び出た金属片によるもの。当局によると1人が重傷となったが、18日午前までに負傷した29人全員が退院した。