改札や駐車場に広がる鉄道信号大手の応用力 女子鉄アナが「日本信号」の凄い技術力に迫る

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――先ほど自動改札機のお話がありましたが、信号以外の分野、たとえばホームドアなどのトレンドはいかがですか。JR西日本の高槻駅にはロープを昇降させるタイプを設置されていますね。

詳しいですね。ホームドアは、車両のドアの数が違うことと、土木工事が非常に高額になるという課題があって、その両方を解決するのがロープ式のドアなんです。四つドアの場合だと、4カ所にドアの機材を乗せなければいけないんですが、ロープ式ですと極端に言うと両脇に支持物、構造体を付けるだけなので、比較的軽く済みます。高槻の場合は扉の位置が異なる車両が混在しますので、ああいうタイプでないとできないですね。

あとは、柵を付けずにセンサーで、落ちそうになった人、落ちた人を検出して電車を停めるというような仕組みも始めています。これは非常にコストが安く安全を確保できる方式で、それらを並行してやっています。

悲しむ人をなくすための技術を

塚本社長にインタビューする久野アナ(撮影:尾形文繋)

――ただ、人が転落したのかモノが落ちたのか、そういったところは分かりづらいのではないかと思うのですが、例えばちょっとした名刺ケースが落ちました、というような違いを認識できる技術も発達しているんですか?

そうですね。それはソフト的に。センサーはいわゆる3Dで立体的に見えるわけです。ですから、その見え方によって、例えば飛んでいる新聞紙とか雪とか、そういうものは排除します。

ホームから落ちた方が亡くなると、ご家族の方々の悲しみは大変なものです。メーカーとしてはそういうところをやはり考えて、ホーム柵などを早く普及させなければいけないという考えを持っています。悲しまれる方々をなくそうというところを、開発という課題に変えて進めていくというイメージです。

――人身事故や転落事故を防ぐためのホームドアなどのソリューションは、悲しむ人を少なくするということにつながっているのですね。

高齢化社会ですし、ホームの安全は大変重要な課題だと思っていますね。

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