シャープ3200億円の意味
日清製粉グループ本社、日本特殊陶業、東洋水産、浜松ホトニクスなど、売上高1000億~4000億円台の企業に挟まれる形で、228位に登場するのが売上高2.4兆円のシャープ。台湾のホンハイによる出資問題が長期化し、資金繰りに悩まされてきたうえ、継続前提に重要事象等も存在している。
足元は相次ぐ増資発表により、昨年10月に142円の安値をつけた株価は最悪期を脱し、2000億円を割り込んだ時価総額も3200億円まで回復してきた。それでも液晶テレビが絶好調だった07年4月には、シャープの時価総額は2.5兆円あっただけに、失われたものは大きいといえる。
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