メーカー復調、IT後退、時価総額トップ300 銀行、メーカー復調、ネットは後退

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伸び悩むネットベンチャー

ソフトバンク8位、ヤフー24位、楽天59位など、ネット関連の大手も時価総額の上位に食い込んだ。新興ネット企業の代表格、DeNAは192位と時価総額4000億円弱。また、グリーは259位。カカクコムも275位と、時価総額2000億円台後半で並んでいる。

グリーの場合、実は株価はこの1年で大きく下落。上昇相場の中にもかかわらず、ほぼ半値に下がってしまった。昨年4月2日の始値2085円に対し、今年3月29日の終値は1163円。昨年頭に5000億円を超えていた時価総額も2700億円強にしぼんだ。コンプガチャ規制に揺れた一方、主力ゲーム「ドリランド」などの失速がきつく、業績の落ち込みも急だった。それでも、成長企業には似合わない、来期PER8.8倍は売られすぎかもしれない。

この点は来期PER7.5倍のDeNAも同様。こちらは業績好調で、株安は筆頭株主のソニーによる保有株売却という、需給面の理由が大きそうだ。

(撮影:鈴木紳平)

山内 哲夫 東洋経済 記者

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やまうち てつお / Tetsuo Yamauchi

SI、クラウドサービスなどの業界を担当。

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