ポケGOに迫り始めた「流行語大賞病」のワナ

大人気の反動が批判・不満や嘲笑を生み出す

配信直後の盛り上がりはさすがに異常だったといえます(撮影:今井 康一)

ポケモンGOは一過性のブームなのか

ポケモンGOが公開され世界中に一大ムーブメントを巻き起こしてから、早くも2カ月がたとうとしています。やはり多くの人にとって気になる話なのは、はたしてポケモンGOは一過性のブームだったのか、これから長らく続いていくトレンドなのかということでしょう。

ひとつ注目されるデータといえるのが、米国の調査会社が8月末に公開した資料。7月に世界で4500万人を超えるアクティブなユーザーがいたのが、8月下旬には3000万人程度と減少傾向にあるというデータもあるようです。これを基に「ポケモンGOの人気はすでにピークを超えてしまった」と報じるメディアもあれば、「いまだに3000万人もアクティブユーザーがいるのは驚異的」と見る人もいて、この数値だけで判断するのは時期尚早ということもいえそうです。

ただ、個人的に感じているのは、これからポケモンGOは間違いなく「流行語大賞病」とでもいうべきものに直面することになるだろうという点です。

通常、ウェブサービスやアプリは、徐々にクチコミで人気が広がるというサイクルでトレンドになっていくものです。GoogleトレンドというGoogleの検索数をグラフ化するサービスで見てみると、必ずと言って良いほど右肩上がりのグラフを見ることができます。ツイッターやフェイスブック、LINEなどはそのような傾向です。

(出所)Googleトレンド

当然これらは、検索数の推移ですから、必ずしもユーザー数や人気度と一致しているわけではありませんが、一般的に新しいサービスというのは大流行したようなサービスでも最初は少数のユーザーからクチコミで徐々に拡がっていくため、緩やかな右肩上がりのグラフになるのが一般的なわけです。

ところが、今回のポケモンGOにおいては、ポケモンという人気のあるコンテンツと、外で多くのユーザーがスマホを持ってウロウロするという目立つ行為のため、公開初日から大きな話題となりメディアの報道も過熱。文字どおり社会現象と呼ぶべき大きな話題になりました。

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