東京6大問屋街、素人買い物の「暗黙ルール」 「自分だけの物」を探すのにはうってつけ
その1 ◎浅草・かっぱ橋道具街
浅草観光の一つとして組み込まれることも多い問屋街。特に手に入れたいのは、各店の店頭に無造作に置かれたワゴンの食器類。食器という性格上、割れることも加味して多めの数を取り扱うことが多く、ハンパに余った端数の食器が信じられないほど安い値段で売られています。シンプル・イズ・ベストなものも多く、「自分だけの物」散策には楽しい街です。
<一般購入の難易度>
★ ⇒ ほとんど購入可能
観光スポットに近いこともあるからか、一般消費者であっても、まずほとんどの店で購入可能です。ただし、同じ商品でもお店ごとに値段の付け方が違うので、ある程度見回ってから買うのが良さそうです。
<購入のルールとコツ>
プロ用商品も数多く扱っていることから、極端に大きな食器具だったり、見慣れないプロユースの商品も多数。つい触れてみたくなるのが人の性ですが、触りたくなる気持ちを抑えてクールに見過ごすのが賢明です。
日本製の下駄はほとんどがここを経由している!
その2 ◎浅草・花川戸はきもの問屋街
浅草寺の東側一帯の地域・花川戸には、小規模のはきもの問屋が点在。世の中に出回る日本製の下駄はほとんどがここを経由して市場に出回っているというだけあり、特に注目したいのは和物。一般市場よりも安く、種類も豊富にあります。
<一般購入の難易度>
★ ⇒ ほとんど購入可能
かっぱ橋同様、一般消費者であっても、ほとんどの店で購入可能です。また、毎年の暮れには「花川戸はきだおれ市」が開催され、普段以上に安くはきものを購入することが出来ます。
<購入のルールとコツ>
問屋街と言えど、各店は意外と点在しているので注意。買うべきはきものに悩んで、何度もお店と出たり入ったりするのも禁物。小売りはしてくれますが、店員さんは元々はせっかちな江戸っ子気質。礼儀正しく買い物をしましょう。