陸上唯一のロシア選手クリシナは結局出場へ CASが判断

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 8月15日、ロシア陸上選手で唯一、リオ五輪出場が認められながら、国際陸上競技連盟が出場禁止処分を下した女子走り幅跳びのダリア・クリシナについて、スポーツ仲裁裁判所が異議申し立てを認めたことが明らかに。写真は6月、ロシア西部で撮影(2016年 ロイター/Sergei Karpukhin)

[リオデジャネイロ 15日 ロイター] - 国ぐるみのドーピング違反が指摘されたロシア陸上選手で唯一、リオデジャネイロ五輪出場が認められながら、国際陸上競技連盟(IAAF)が出場禁止処分を下した女子走り幅跳びのダリア・クリシナについて、スポーツ仲裁裁判所(CAS)が異議申し立てを認めたことが15日分かった。

CASは声明で、クリシナがリオ五輪に出場できるとする判断を関係団体に伝えたと明らかにした。

クリシナは当初、ロシアの組織的なドーピング違反には関与していないことを証明。国外で複数回のドーピング検査を受けるという条件を満たし、リオ五輪出場が特例で認められていた。

しかし、世界反ドーピング機関(WADA)による調査で新たな情報が浮上したため、IAAFは13日になってクリシナを出場禁止にすると発表していた。

女子走り幅跳びは16日に予選が行われる。

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