おじさんのスーツは、なぜ”ダボダボ”か? バブル時代を引きずる40~50代のオヤジたち

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おじさんくさい服かどうか、3つの判定リスト

・ゴージラインの位置が低すぎないか?

ジャケットの上襟と下襟をつなぐ部分をゴージラインと言います。おじさんくさい服はこのゴージラインが低く、昨今のトレンドは高いのです。ゴージラインが高いほうが目線を上に誘導することができ、スタイルがよく見えます。逆に低いと頭の頂点からゴージラインまでの距離が長くなり、顔が大きく見えてしまいます。ポイントは鎖骨との位置関係です。ゴージラインが鎖骨より低いか高いかがひとつの目安になります。

・肩幅が広すぎないか?

肩幅が大きすぎるジャケットは、強烈におじさんくささを醸し出してしまいます。肩の骨で丸くグリグリするところをショルダーポイントと言いますが、ここに袖付けの位置がくるのがジャストサイズ。ショルダーポイントがわからなければ、店員さんに肩の袖付けの位置が適正かどうか聞いてみるのが確実な方法です。

・パンツの2つの位置。裾は長すぎないか? ベルトの位置はお腹にあるか?

ひとつ目の位置はパンツの裾の丈の長さです。先に述べたように、パンツの折り目がよれよれだと、おじさんくさく見えるうえに、だらしない印象を与えてしまいます。パンツの折り目を真っすぐ一直線になるように丈をカットすると脚長に見えます。必然的にバブル時代の感覚からすると「短め」になります。加減がわからなければ、裾上げのときに店員さんに「ハーフクッション」と指定すれば、うまくやってもらえるでしょう。

2つ目はパンツの最上部、ベルトの位置です。ベルトの位置が腰回りにあるのが昨今のトレンドで、お腹の回りにあると一昔前の印象を醸し出しますし、さらにご自身のお腹が出ている場合には、それが強調されてしまうため、おじさんくさく見えてしまいます。

青木 一郎 婚活・恋愛コンサルタント

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あおき いちろう

中年男性専門の婚活・恋愛コンサルタント。1965年生まれ。早稲田大学卒業後、日本IBMに約20年間勤務。40歳前後で、薄毛と若年性の更年期障害が急激に進行。容姿と体力が著しく衰える中、女性にモテる方法を模索し、医療・理美容・イメージアップで実績のある手法とITをフル活用した再現性の高い独自の手法を確立。自ら実験台となり、薄毛治療、歯の美白、ヒゲの脱毛などを実践、40歳からの5年間で160名以上の女性とデートして自身の手法を検証し刷新を重ねた。約800名の中年男性の結婚と恋愛を成就させた実績を持つ。個人ブログ:「40歳からのモテる技術」(http://ameblo.jp/moteoji/)。筆者ホームページはこちら

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