おじさんのスーツは、なぜ”ダボダボ”か?

バブル時代を引きずる40~50代のオヤジたち

ラコステのポロシャツも、スリムに

「スリムフィット」が、いかに市場を席巻しているのか、その状況を示すエピソードを紹介しましょう。

皆さんは、ワニのマークで有名な「ラコステ」というブランドのポロシャツをご存じでしょうか。75年の歴史がある定番中の定番商品。このラコステのポロシャツに2011年からスリムフィットモデルが投入されました(日本限定)。

これは製品史上初めてのことだそうです。シルエットを変えることはタブー中のタブー。しかし、かたくなに守ってきた伝統も時代の流れには逆らえなかったということでしょう。

昨今のトレンドは「ラコステ」がそうしたように、体のサイズに合ったスリムフィットが主流です。あるシャツメーカーでは製品の売り上げの7割がすでにスリムフィットだそうです。一度スリムフィットを着た顧客は、見た目と着心地のよさから高い確率でリピーターになると言います。

脱「おじさん」を志向するなら、スリムフィットモデルのジャケット、シャツ、パンツを選びましょう。見た目の印象が大きく変わります。そして、「おじさんくささ」は一新されることでしょう。

それでは最後に、あなたの服装が「おじさんくさい」かどうかの判定リストを作りました。これは洋服を選ぶとき、サイズ合わせをするときにも使えます。

これまで「スリムフィット」の効用を述べてきましたが、スリムフィットの製品でも体形に合わない大きめのサイズを選んでしまったら、元の木阿弥で、“だぼっ”とした「おじさんくさい」シルエットになってしまいます。この点は注意が必要です。ぜひリストをご活用いただきたいと思います。

次ページ「おじさんくささ」の判定リスト
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