本日、30円ストップ高買い気配の126円で引けているので、明日からは、理論株価にサヤ寄せする形で下がる可能性が高い。日証金の速報では、信用取組(貸借倍率)は0.44倍と売り残が96万3400株増、買い残が22万8200株増で差し引き、前日比73万5200株のマイナスで、残高は83万6600株の株不足。この程度なら、逆日歩(カラ売りの貸株料)もそれほど高くはならないのではないかと思った。
SBI証券のPTS(夜間取引)では、19時の寄り付きは6円安の120円、同じ19時でなぜか4円高の130円を付ける場面があった。19時、急落し50円ストップ安の76円を付けたが、23時58分、41.4円安(32.86%)の84.6円で引けた。出来高は70万6600株と、PTSにしてはかなり多い。取引開始直後の19時で120円とか130円で買った人は、上記の開示情報を見ていないか理解できていない人だな。ここで逃げられた人もいたのだから。
セブン&アイからニッセンの理論株価を算出
【8月3日(水)】午前5時半、日経225先物は220円安の1万6120円、NYダウは90ドル安の1万8313ドルと7日続落。欧州株安を嫌気。為替はNY市場で100円85銭から95銭と3週間ぶり高値。注目のニッセンは売り気配スタート。9時03分、三菱自動車(7211)を13円安の450円で寄り付いたところで5000株買う。11時01分、3円安の460円まで下げ幅を縮めたが、終値は7円安の456円。寄り付き安値となった。
9時27分、ニッセンは49円安の77円で寄り付き、すぐに50円ストップ安(39.68%)の76円を付けた。11時半頃、ニッセンの逆日歩をチェックすると(1.65円/ 3日)となっていた。これは、火曜日に株を借りると3日分の貸株料がかかり1株あたり1.65円という意味。私の場合、1万株カラ売りしているので、1日の貸株料(火曜日から水曜日)は3日分かかり1万6500円支払うことになる。逆に信用買いをしている人はもらえる。
結局50円ストップ安の76円で値下がり率第1位、出来高は1229万6900株。一方、セブン&アイの株価は42円安の4225円で、これを元にニッセン株の理論株価は63.375円となり今日の終値からするとまだ12円ちょっと高い。日経平均は308円安の1万6083円と大幅続落。ニッセンの日証金の速報は、売り残108万4900株、買い残152万200株で差し引き43万5300株となり、株不足解消で明日は逆日歩が付く心配はなくなった。23時57分、SBI証券のPTSを見ると、ニッセンは2.4円安の73.6円で引けており、出来高は5万400株。第3次安倍再改造内閣が発足。
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