北朝鮮が“ネット鎖国”を解禁?

外国人訪問者に、突如ケータイ使用を許可

「隠遁の国」からじわりと抜け出そうとしているのか。北朝鮮のネット環境に変化が見え始めた。

一つは、観光や商用などで北朝鮮に入国する外国人は、国際空港の平壌・順安空港でSIMカードを購入、滞在中は自分の携帯端末で通話ができるようになった。AP通信が平壌発で伝えている。

空港でSIMカードが購入可能に

このサービスは、北朝鮮国内で携帯電話事業を行う、エジプトのオラスコムと北朝鮮逓信省との合弁会社「高麗リンク」が行うものだ。つい最近まで、外国人が持ち込む携帯電話は空港で強制的に保管され、出国時に戻されるのが普通だったが、突然の規制緩和が実施されたようだ。

高麗リンクの通信網は3Gで、空港で所定の申請用紙に記入すれば、50ユーロ(約6100円)でSIMカードを購入できる。通話は1分0.38~1.43ユーロ(約46~173円)。すでに空港内には「外国人向け携帯電話サービス」と表示したポスターが貼られ、訪問客は購入して自分の携帯端末を利用しているようだ。ただ、北朝鮮国内の通話はできず、あくまでも北朝鮮から外国への通話のみのようだ。ただし、韓国へは通話できない。 

次ページ外国人向けサービスがさらに広がる!
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