北朝鮮が“ネット鎖国”を解禁? 外国人訪問者に、突如ケータイ使用を許可
さらに高麗リンクは、早ければ3月から平壌に滞在する外国人向けに、3G回線によるインターネットによるデータ通信サービスを行う予定だ。
中国・新華社が高麗リンクの技術者の話として伝えたところによると、USBモデムは75ユーロ(約9100円)、SIMカードでは150ユーロ(約1万8200円)の登録料を支払い、データ通信量で区切られた使用量を支払うことになる。2ギガバイトでは150ユーロ、5ギガバイトで250ユーロ(約3万0250円)、10ギガバイトで400ユーロ(約4万8400円)となっている。このサービスでツイッターやスカイプを利用でき、iPadなどのタブレットPCにも利用可能だ。
この技術者は「北朝鮮内の外国人の数はごく限られており、安保上の問題は少ないと考えている。北朝鮮政府と交渉し、より多くのサービスを提供したい」と伝えている。
北朝鮮国内には現在、首都平壌を中心に約180万人の携帯電話利用者がいるが、今回のサービス提供はあくまでも外国人のみ。彼らの携帯端末からは、外国への通話もインターネットへの接続は許されていない。
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