新車市場が活況になったものの、新車ディーラーの販売競争激化のため、顧客にとっては実質的に値引きとなる中古車買い取り価格の引き上げが相次いだ。この結果、ガリバーでも買い取り価格を引き上げざるを得なくなり、台当たり収益が急速に悪化した。
卸売りにはこうしたリスクが伴う上に、国内の新車販売低迷で買い取り台数は頭打ちの状態が続く。そこで、再び成長軌道に乗せるため、ここ数年のガリバーは卸売りよりも粗利がよい小売り事業へのシフトを進めている。2016年2月末時点で131店にとどまる展示型の小売店を2020年2月末には371店舗へ増やす計画だ。
「IDOMの名が消費者に知れ渡ることはない」
中古車小売り主体「アウトレット」だけではなく、ファミリーカー専門「スナップハウス」、軽自動車専門「ミニクル」、輸入車専門「リベラーラ」と細分化されたチャネルを展開。ショッピングモール内に設置されている「HUNT」(ハント)は、カフェや雑貨店を併設し、家族連れが立ち寄りやすい工夫をこらす。
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