ポケGO沸騰!「ポケモノミクス」の巨大潜在力

任天堂に加え周辺企業への好影響も大きい

日本でも7月22日午前、「ポケモンGO」の配信がスタート。あちこちでゲームに興じる姿が見られた

世界中でスマートフォン(スマホ)用ゲーム『ポケモンGO』が大旋風を起こしている。

米国など3カ国で7月6日、ポケモンGOのアプリが配信されて以降、爆発的にヒット中だ。調査会社センサータワーによれば、配信後4日間で750万ダウンロードを突破。目下配信されているのは30カ国以上で、別の調査会社アップアニー(App Annie)によると、すべての国でダウンロードがトップを維持している。

7月22日午前には、日本でもリリース。当初は、それより前の配信が予定されていたが、先延ばしになったようだ。あまりの過熱ぶりを受けたサーバーの準備のためとも、マーケティング上から子どもの夏休みに合わせたため、ともいわれる。

任天堂株も関連株もうなぎ上り

海外で先行した動きに株式市場は敏感だ。『ポケットモンスター』(ポケモン)のキャラクターを抱える、任天堂の株価はグングンと上がり、春先の1万4000円台から一時3万2000円台と、6年3カ月ぶりの高値をつけた。関連銘柄も高騰し、市場は“ポケモノミクス”とはやし立てる。その後に反落したものの、しばらく目が離せない。

ではポケモンGOは従来のゲームとどこが違うのか。

全地球測位システム(GPS)を活用、ユーザーがアプリのインストールされたスマホを持って、外に出掛けると、画面には「街中にポケモンがいる」のが見える。それを探して捕まえるのが、ゲームの一つの目的だ。街を歩きポケモンを探しながら、同じようにポケモンGOのプレーヤーと、ポケモンがいた場所の情報などを交換し合う。

リアルの世界と2次元のポケモンが混じる、この拡張現実(AR)感こそ、ゲームの新しさであり、魅力なのだろう。歩けば歩くほど、ポケモンを捕まえれば捕まえるほど、手に入れたポケモンを強くすることができる。

次ページ任天堂の取り分はいくらか?
ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • ソロモンの時代―結婚しない人々の実像―
  • 「脱ゆとり世代」のリアル
  • iPhoneの裏技
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
現場に厳しく、幹部に甘い<br>日本郵便・社員大量処分の杜撰

かんぽ生命の不適正販売をめぐって、社員の大量処分が進んでいますが、その現場からは不満の声ばかり聞こえてきます。営業現場に責任を押し付けるのではなく、日本郵便の本社・支社、かんぽが自らの非を認める日はいつ訪れるのでしょうか。

東洋経済education×ICT