ポケモンGO人気に困っている人たちがいる

アウシュヴィッツ博物館の想いとは?

ポーランドにあるアウシュヴィッツ・ビルケナウ博物館は、敷地内で「ゲーム」をすることに警告を出し、これから訪れるであろうポケモンGOの波に備えている。

ポケモンGOは、ユーザーが現実の場所で、仮想のデジタルキャラクターを発見し、捕まえるスマートフォン上のゲーム。拡張現実(AR)という技術を活用している。

しかし、いくつかの特別な場所...たとえばポーランドのアウシュヴィッツ・ビルケナウ博物館のような場所では、どのようなプレイヤーであっても、プレイを控えるように多くの人が望んでいる。

どんな種類のゲームもNG

アウシュヴィッツ・ビルケナウ博物館のスポークスマンであるバルトス・バーツェル氏は、敷地内では、どんな種類のゲームであっても許されるべきではない、と言う。「ここは、かつてのナチスドイツの死の収容所です。アウシュヴィッツ・ビルケナウ博物館は、単なる博物館であるだけでなく、何をおいても記憶しておくべき場所といえるでしょう。人々は歴史を知るために来るだけではなく、熟慮、内省、時には祈りのために来る場所です。この場所を、ゲームを楽しむ場所として扱うなんて、有り得ません」。

アメリカのホロコースト記念博物館は、ナチスの犠牲者にささげられた記念館で、このアプリをプレイすることは、「極めて不適切」であると述べていた。こうした似たような組織が、ゲームの場所として取り扱わないよういゲーム開発元に要求したのを見て、同氏も同じような要求を行った。

ポーランドにおいて、このアプリは、まだ正式にはリリースされていないが、果たしてどうなるだろうか。

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 日本人が知らない古典の読み方
  • 本当に強い大学
  • ほしいのは「つかれない家族」
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
集中連載「日立 踊り場の先へ」<br>ガバナンス問われる英国原発

日立製作所が着々と進めてきた英国の原発計画。来年にはすべての認可を得て、進むか退くかの最終判断を迫られる。経済合理性は疑問だが、会長案件という思惑も絡む。今の日立はどう判断するか。まもなくガバナンス改革の真価が問われる。