「青天井」の任天堂株価、どこまで上がるのか

「トランプ旋風」に6倍高の思惑も

7月15日、任天堂の株価が「青天井」の様相を帯びてきた。米国でのスマホ向けゲーム「ポケモンGO」のヒットを背景に、関連株を巻き込んで連日の大幅高となっている。ロサンゼルスで2011年6月撮影(2016年 ロイター/Danny Moloshok)

[東京 15日 ロイター] - 任天堂<7974.T>の株価が「青天井」の様相を帯びてきた。米国でのスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」のヒットを背景に、関連株を巻き込んで株価は連日の大幅高となっている。

15日には個別銘柄の売買代金として過去最高の記録を更新した。過去には約2年で6倍超の株高をみせた同社株。大相場再来への思惑が高まる一方、期待先行の面も強く、反動で急落した際の全体相場への影響を懸念する声も出ている。

「トランプ旋風」

「トランプの人気は止らないね」──。ある国内証券トレーダーは苦笑いする。米国大統領候補のことではない。任天度は、創業時、トランプや花札などカードゲームを販売していたことから、株式市場での通称は「トランプ」だった。

同社株は15日に2万7780円と2010年6月以来、約6年ぶりの高値水準を回復した。「ポケモンGO」の人気ぶりが明らかになる前の7月7日終値と比べ、86%の急騰。この間、時価総額は約1兆8200億円増加。サノヤスホールディングス<7022.T>やイマジカ・ロボット ホールディングス<6879.T>など関連株も急騰するなど、まさに「トランプ旋風」となっている。

次ページ反動安が警戒されるところだが…
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