最後は恒例の競馬コーナーである。
先週末の参院選投票日の7月10日、当欄の競馬仲間であるぐっちーさんと編集F氏の3人で、福島競馬場に行ってきた。目指すは当日のメインである七夕賞(G3)。この日の福島参戦は、筆者にとっては5年連続の挑戦となる。
当日は投票を済ませてから、やまびこ45号に乗って午前11時13分に福島駅に集合。タクシーで福島競馬場に移動し、まずはフードコートの「肉の上杉」で腹ごしらえ。6Rから戦闘開始。ぐっちーさんは秘蔵のイタリアンワインを持参して、いつも通りの豪快な打ちっぷり。編集F氏は、「今日はやっぱり4番ですよ!」などと「出目」を気にするタイプ。筆者は騎手重視で、地元に縁がある木幡兄弟を中心に狙ってみた。ギャンブルの世界は各人各様、「これが正解」は存在しないのだ。
注目の七夕賞は、1着アルバートドックに2着ダコールであった。山崎さんが先週の当欄で予想した「本命」に「単穴」がドカンと来ているではないか 。しかも3着はオリオンザジャパンであったが、僅差の4着がこれまた単穴のマイネルラクリマ。こっちが来ていれば、「3番人気―5番人気―14番人気」という超ド級3連単が飛び出すところであった。
ということで、七夕賞勝負は選挙関連のテレビ出演のため、福島には来られなかった山崎さんの圧勝となった。当方は函館11RのマリーンSをひとつ当てただけで、肝心の福島は連敗街道まっしぐら。競馬の奥深さをまたひとつ思い知らされる結果となったのである。
「福島の馬場コンディションはなお良好」
現地では福島民報の名物競馬記者、高橋利明さんと熱い福島競馬トークを交わすことができた。高橋記者曰く。
「今日の結果は私も意外でした。福島競馬場の芝がどんどん良くなっているんですよ。夏の福島は荒れる、と言われて久しいのですが、手入れがいいから今シーズンは先行逃げ切りが決まりやすい。今日もディープインパクト産駒がワンツーフィニッシュですからねえ…」
レース終了後はかならずコースを歩いてみる、という高橋記者による貴重な証言だ。今週末のバーデンバーデンカップに挑まれる方は、この点に是非、ご留意願いたい。
旅打ちはつくづくいいものだ。春のG1シリーズが終わって心に空洞ができたと思っている競馬ファンのあなた、仲間とともに行く福島ツァーは楽しさが一杯ですぞ。
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