横浜で、千葉で、三菱地所が攻勢

大型商業施設が相次ぎオープン

 

千葉で酒々井プレミアム・アウトレットも

三菱地所が60%出資するチェルシージャパン(2月12日から三菱地所・サイモン株式会社に社名変更)が手がける国内で9番目、関東エリアで4番目のプレミアム・アウトレットが「酒々井(しすい)プレミアム・アウトレット」である。

場所は、千葉県の北部中央に位置する印旛郡酒々井町(人口2.1万人)の南部。成田空港へのアクセス道路となる東関東自動車道の富里インターチェンジ(IC)と佐倉ICの中間に、新たに酒々井ICを2013年春に開設、そこから約1.5km。

酒々井町は新ICの開通にあわせ、周辺のアクセス道路を整備するとともに町南部で団地造成を進めており、そこにチェルシージャパンが進出するもの。敷地面積は約20万㎡、店舗面積は2.17万㎡で、約110店舗のテナントが入居する予定だ。

ところで、千葉県には既に三井系のアウトレット店が幕張と木更津にあり、いずれも都心から約30km~40km圏内で交通アクセスもかなり良い場所にある。

一方、酒々井プレミアム・アウトレットは都心から約70kmも離れ、ガソリン代や高速料金などの交通費、薄い周辺の商圏人口などを考えると、アウトレットにしては集客に疑問符がつくのも事実。では、なぜチェルシージャパンは勝算があるとして出店するのか。これを解くカギが訪日観光客の「ゴールデンルート」なのである。

 

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