前作の記録的なヒットで続編話が浮上
――この続編をなぜ作ろうと思ったのでしょうか?
そりゃ楽しいからよ(笑)!もちろんわたしたちがこのキャラクターや物語が大好きだということもありますけど、やはり2010年の『アリス・イン・ワンダーランド』が多くの人に受け入れられたということが大きい。もちろん原作は150年間以上にわたってずっと愛され続けている本ですからね。日本にもたくさんのアリスファンがいると聞いていますし、アリスには現代人の心に響く何かがあるんだと思います。
――原作は「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」と2冊あるので、2本の映画にしようと思ったのでは?
最初はそういうことは考えもしなかった。でも前作が記録的なヒットを記録したので、すぐに続編についてみんなが語り始めたんです。そこはハリウッドですから(笑)。ただ、確かに「鏡の国のアリス(Alice Through the Looking Glass)」というタイトルは面白いなと思ったのですが、本の内容自体はチェスのゲームが描写されているもので、これといったストーリーラインがなかったから、ほとんど映画にはならないものだった。だから今回はかなり創作を付け加えています。
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