ソニーがロボット技術を再結集する真の狙い 平井一夫社長が語ったイノベーション戦略
エレキ部門ではPlayStation 4が牽引
――昨日の発表では“SONY”ブランドを冠した家電製品事業の復調が、グループ全体の業績を引き上げました。
今期のエレクトロニクス部門は、販売が好調なPlayStation 4が牽引ドライバーになっています。利益貢献も大きいのですが、ソニーブランドに対する貢献という面でも非常に大きく、ソニー製品全体に対してプラスとなっています。
――過去10数年をふり返ると、エレクトロニクス事業は好不調の波が激しかった。今年の好調は、来年以降にもつながる持続性を持っているでしょうか?
われわれはSAP(Seed Acceleration Program、新規事業創出プログラム)やLife Space UX(新しいリビングルーム体験を創出するコンセプトと商品群)といった実験的なプロジェクトに取り組んできました。新しいアイデアやコンセプトに対して、経営層も含めてサポートしていくことを、組織の面でもカルチャーの面でも浸透させることが目的でした。


















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