明治安田生命の元営業職員が架空の高利率預託制度を騙り契約者17人から合計2億円を詐取
明治安田生命保険は12月12日、群馬支社に所属していた70代の元営業職員の女性が、契約者17人から合計約2億円の金銭を詐取していたと発表した。
この職員は1995年に入社し、勤務期間が30年近くにわたるベテラン。同社の調査では、遅くとも2010年以降、付き合いの長い親密な契約者を狙って、架空の高利率預託制度があるなどと騙り、金銭をだまし取っていたという。
領収書まで偽造
また、職員は預託制度の信用性を高めるために、明治安田が過去に発行していた領収書を基にして、独自に社名入りの領収書を偽造し、契約者に交付していた。
今年9月に、契約者から預けた金銭について明治安田側に問い合わせがあり、同社が調査した結果、約15年間にわたって金銭詐取をしていたことが発覚。明治安田はこの職員を11月28日付で懲戒解雇とし、現在警察にも相談している。



















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