上場へと動く サントリーの思惑

独自性は維持できるのか

 

 

非上場を貫いていたサントリーがついに上場へと動いた。上場するのはホールディングス(HD)の主要子会社で飲料・食品事業を手掛けるサントリー食品インターナショナル。現在、主幹事の証券会社を選定しており、2013年夏にも東京証券取引所に上場する見込みだ。

株式公開後の時価総額は1兆円規模になるとみられ、12年に国内最高額で上場した日本航空(JAL)を超える。株式市場では「久々の大型上場。好業績となれば資金が国内外から集まり市場が活性化する」(メリルリンチ日本証券の北見雅昭シニアアナリスト)と期待が高まる。

サントリーは酒類、飲料業界最大手の一角でありながら、1899年の創業以来、非上場のオーナー企業だ。現在も株式の9割以上を創業家が保有しているだけに、利益の大半を稼ぎ出すサントリー食品の上場は、サントリーにとって大きな節目となるのは間違いない。

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