第3極と関係する「あの馬」で万馬券!? アナリストが読む!有馬記念大予想

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編集部:今年も残すところあとわずか。このコラムが始まる直前に衆議院解散になって、マーケットを読む側にとっては、なかなか楽しい1か月でした。実際、予測通り日経平均株価は一時1万円を突破しました(21日の終値は9940円06銭)。しかし、3人の競馬予想はいまのところ、当たっていません。ここは大一番の有馬記念です。ぜひ、一発ドカンといきましょう!

かんべえ(吉崎):「今年を代表する漢字」(日本漢字能力検定協会)は「金」。ということは、答えは簡単で、ゴールドシップを買え、ってことになる。菊花賞を勝った3歳馬が、そのままの勢いで有馬記念になだれ込んでくるのは、過去にもマヤノトップガンやマンハッタンカフェの例があるよね。

今年の漢字は「金」だったが・・・

でも、それでは単純過ぎるような気がする。実は2000年にも今年の漢字に「金」が選ばれたことがある。そのときはゴールドシップの父、ステイゴールドが参戦して7着に終わった。

その子、ゴールドシップにとっては捲土重来というおいしい物語になるが、父の仇討なら黄金色の金細工師、オルフェーヴルが昨年すでに果たしたよね。すなわち、「金」にまつわる物語はもう完結しているのでは。

編集部:確かに金価格も、一説には再上昇といわれていましたが、あまり上がりませんでしたね。

かんべえ:実は、今年の漢字が「金」であるということが間違いなのでは?2012年を代表する漢字は「選」でなければならないよ。今年は台湾、ロシア、フランス、アメリカ、日本、韓国で選挙が行われ、北朝鮮と中国でも指導者の代替わりがあった。指導者を選ぶという行為は、難しい。今年1年に行われた数々の「選」において、満足のいく選択はどれだけあったかな。 

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