タマネギ危機!収穫量を半減させた病の正体 「産地の存亡にかかわる」一大生産地がピンチ

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近年、県産タマネギはべと病の発生が目立ち、昨年産も前年比約2割減と苦戦した。今年は暖冬で病原菌が温存されたとみられ、県は4月5日に初の警報を発令した。

県農業技術防除センターは「防除である程度べと病は抑え込んだが、抵抗力が弱まっているところに雨で根が傷んだケースもあった」という。

販売や流通関係者は風評被害を懸念

被害に歯止めがかからない背景には、地力低下による連作障害や、担い手不足で管理が行き届かなくなっている点を指摘する専門家もいる。若手生産者は「米価が当てにできずタマネギの作付けを増やしたが、雨続きで防除が後手に回った」と後悔を口にする。

販売や流通関係者からは風評被害を心配する声も。町内の選果業者は「不良品が紛れ込まないよう例年以上に検品を徹底している。味や健康への影響はないので、小さな玉でも買って応援してほしい」と訴える。

こうした事態を受け、県や各市町、JAは近く緊急対策に乗り出す方針。県園芸課は「生産者が次年の作付けを断念するようなことがないよう、病害虫発生を抑え込む新技術の確立や地力改善など、中長期の対策も含めてあらゆる支援を検討したい」と話す。

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