「本当のお金持ち」は自己研鑽にもムダがない 目線は「将来」、すべては結果からの逆算だ

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最後は英語です。

世界でビジネスするうえでの共通言語ですので外国人を相手に臆せず意思疎通ができるくらいのレベルになっておく必要があります。当然、英語ができれば働きだしてからのキャリアの選択肢も一気に増えますので、まだ時間に余裕のある学生さんこそ、必死に勉強をするメリットが大きいはずです。

収入に直結するスキルに注力せよ

●一般人は、必要以上には勉強しない
●小金持ちは、手当たり次第に資格を取る
●大富豪は、抜き出た職務スキルをひとつつくる

 

汎用スキルを身に付けたら今度は職務スキルを習得しないといけません。職務スキルといえば資格が思いつきますが、大富豪で資格マニアだという人はまずいません。たとえば、外国語。英語ができないビジネスマンはグローバルで相手にされませんのでその習得は当然だとして、それ以外に中国語もスペイン語もできますといった日本人の大富豪に出会ったことがありません。

語学力はすばらしい能力ですし、仕事の効率も上がるでしょう。ただ結果から逆算したときに本当にそれだけの時間と労力をかける意味があるのかということです。大富豪は効率より効果を重んじます。

効率とはプロセスの改善。効果は結果の改善。つまり職務スキルを選択するときのコツは、結果から逆算することです。そうすれば最短距離を見つけやすくなります。たとえば、語学について効果から逆算すると、通訳をひとり雇う方が早い場合もある、ということです。

やたらと資格を取るのも同じで、本人にすれば「就職先が増えるから」、「時給が上がるから」、「将来食べていくのに困らないから」といったさまざまな動機があるのでしょう。でも、本当にすべての資格が必要なのでしょうか。資格の取得には時間とおカネがかかります。これはまぎれもない投資です。そこで得られる結果はしっかり精査されるべきです。

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