有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ビジネス

モス、社長を退く櫻田厚氏がすべてを語った 創業、ブランド確立、創業者の急逝、混乱…

10分で読める 有料会員限定
2/4 PAGES
3/4 PAGES

――現場出身ではない中村氏が社長に就くことに、FCオーナーから反対はなかったのか。

毎年3月中旬にモスバーガーチェーンの事業方針説明会を開催している。本部を入れて500~600名のFCオーナーが出席するのだが、そこでは実際話題になっていた。43年もやっていると、私よりオーナーを知っている人はいない。仕方がない。みんなが寄ってきて「さみしい」とか「もっとやってくださいよ」と言われるが、これは心情がそういうことばになっている。

でも、私が個人で櫻田商店をやっているわけではない。FCも本部も、次の世代を創造していかなくてはいけない。どこかで捨てるものと残すものを仕分けしていかなくてはいけない。今は踊り場だ。

創業者の急逝で訪れた混乱、そして社長に

――1997年に叔父で創業者の櫻田慧氏が急逝。その後、経営の混乱を経て社長に就任した。当時の心境は。

櫻田 厚(さくらだ あつし)/モスフードサービス社長兼会長。1951年東京都生まれ。1972年に創業者である叔父の誘いでモスバーガー創業に参画。1990年、海外事業部長として台湾に赴任。1994年取締役、1998年から社長。2014年に会長兼社長、2016年から会長に専任

かなりリアルに言いましょうか。創業者は健康に気を遣っていて、人にも「健康は大事だよ」と言っていた人。にもかかわらず、くも膜下出血で急に亡くなった。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数