インドネシア人実習生の受け入れ成功のコツ

中本製作所工場長に聞く

 

それで、一年で受け入れをやめました。中国が上手くいかなかったので、インドネシアなんかはどうだろう、ということで、実習生を受け入れてみたら、とても素直で前向きで協調性があったんです。結果的に、スムーズに行きました。

--なるほど、昔は、そういうミスマッチもあった。ということですね。コミュニケーションのために工夫は?

最近はソフトボール大会をしました。あとは食事会をしたり、旅行にも行きました。

--食事や生活はどうなっていますか?

辛いものが好きで、インドネシアからラーメンを持ってきています。日本食は全然、食べたがりません。炊事当番制になっていますが、献立をみると、大体は、鶏肉、牛肉、卵料理の3パターンの献立で、回していますね。

住居は18人が一軒家に住んでいます。2人一部屋で住んでいるんですが、インドネシア語ばかり話して、日本語を覚えないのではないかと不安でしたが、しっかりと勉強しているようです。先輩が日本語を覚えて上手く話し、業務をこなすのを見習って後輩も覚えているようです。住居の天引きは、1万円程で安くしています。

--給料は?

実習制度は企業との雇用契約になっていますので、日本人と同じく最低賃金が適用されます。昔の制度では研修手当でしたので、もっと金額が低かったです。それでも昔の研修生は、ほとんどの研修生が親に仕送りをしていました。今はほとんどの人が、していません。5年くらい前から変わったように思います。昔の研修生は、戦後の日本みたいに、親戚中から借金して、一族を代表して日本に来たという人も何人かいました。ですから親から仕送りの催促が来たりするわけです。

--ちょうどアジア通貨危機の時ですから、暴落したルピアを掻き集めて日本に来ると言うのは大変だったでしょうね。

今はそんなことはありません。今は研修が終わった後に、日本企業に就職せずに海外の大学に留学したりするような人もいます。だいぶ時代が変わってきました。

 

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