就活に役立つ!「会社四季報」使いこなし術【最終回】--情報公開は限定的、未上場会社にはどう挑む?

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
就活に役立つ!「会社四季報」使いこなし術【最終回】--情報公開は限定的、未上場会社にはどう挑む?

およそ2カ月にわたって掲載してきた本連載も、いよいよ今回で最終回を迎えました。前回(第9回)に続き、最終回となる今回も「会社四季報」の外に少し飛び出してみましょう。

繰り返しになりますが、会社四季報には約3600社の企業が掲載されています。これらは日本の主要な企業ばかりであることは、間違いありません。会社四季報に掲載されているのは、株式を証券取引所に上場(公開)している企業だからです。株式の上場は、一般投資家から広く資金を集めることですから、一定の条件を満たしたうえで、企業の中身をかなり情報開示することが求められます。

上場するにはある程度の企業規模が必要ですし、証券取引所の厳格な審査を通過するなどハードルは低くありません。上場は企業にとって「格」を示すことでもあります。

一方で、世の中には上場企業以外の会社も数多くあります(むしろ、上場企業のほうがほんの一握りです)。YKK、サントリー、竹中工務店、住友スリーエムなどの会社は、就活生のみなさんでも一度はその名前を耳にしたことがあるのではないしょうか。これらは規模も大きいのですが、実は株式を公開していない「未上場(非上場、非公開)会社」であるため、「会社四季報」には掲載されていません。

 

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事