ラブホテルの最前線は、どうなっているのか 日本独自の「愛の拠点」に海外からも熱視線

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

まだ存命でも、修繕もままならないところも少なくない。とはいえ、近年はSNSの普及に伴い新たなニーズが生まれているともいう。

「アニメのコスプレ撮影では背景にこだわる人が多く、非日常感たっぷりのラブホは最高のロケーションセットになります。休日になると、女性同士がコスプレの撮影目当てで来たりして、利用者が増えているところもあります」

2020年の東京オリンピックに向けて、外国人観光客のためにも昭和なラブホを存続させたい、と村上さんは語る。村上さん推奨の3軒の、時代を超えた極上“アート”ぶりをご覧あれ。

コンテンポラリー・モダン

ラブホテル評論家・日向琴子がおすすめするコンテンポラリー・モダン篇-1

東京都豊島区北大塚1-16-7
Tel.03-3917-1234
ホテルアペルト

東京都大塚

男性へのサプライズに好適

デザイナーズマンションを手がけるデザイナーが設計。客室にはル・コルビュジエ、イサム・ノグチなどの世界的なデザイナーの家具が使用される。「お気に入りは、開放的なテラスとバスルームがあるメゾネットタイプの806号室(写真)。エスコートしたなかで、このホテルが嫌いという男性に出会ったことはありません!」。

ラブホテル評論家・日向琴子がおすすめするコンテンポラリー・モダン篇-2

東京都国立市谷保6-10-8
Tel.042-501-5255
ウォーターホテルS国立

東京都国立市

ラブホなのに本格派レストラン

料亭を営んでいた一族が経営するホテル。コンシェルジュ、シェフ4名、パティシエが常在しており、本格的な食事が楽しめる。「飲食だけで月450万~550万円を売り上げるなど、折り紙付き。今はなき伝説のバー六本木『ディープブルー』の設計士が手がけたウェイティングバーに寄ってからお部屋に行くのがおすすめ」。

次ページ京都旅行デートならココ!
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事