「空気」と「世間」 鴻上尚史著

「空気」と「世間」 鴻上尚史著

「場の空気を読む」「あいつは空気が読めない」などという時に使われる「空気」。この言葉は「世間体が悪い」「世間に申し訳ない」などと言う時に使う「世間」がカジュアル化したものだと人気演出家である著者は分析する。

そこには、空気が読めず、世間を騒がせる奴は社会から退場しろという暗黙のメッセージが含まれる。こうした息苦しい状況が、いじめや無差別殺人、果ては戦争(戦艦大和の特攻的出撃はその場の空気で決まったというエピソードまである)にまで発展しうるという。だから、その場の空気には誰も逆らえない。

日本人を縛るこの悪しき「空気」と「世間」の正体を突き止め、そこからどうやって脱出するのかを論じる。

講談社現代新書 777円

Amazonで見る
楽天で見る

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • コロナショックの大波紋
  • iPhoneの裏技
  • コロナ戦争を読み解く
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
テレワーク総点検<br>コロナで広がる働き方格差

緊急事態宣言下で当たり前になった「テレワーク」。業種や職種によって実現度合いに大差がつき、この数週間で働き方の格差が広がったといえるでしょう。在宅勤務の課題を総点検し、コロナ後の働き方を考察しました。