アフリカ V・マハジャン著/松本裕訳

アフリカ V・マハジャン著/松本裕訳

昨年、アメリカのブッシュ前大統領は、アフリカへの五つの投資ファンドを立ち上げた際、「アフリカの最も貴重な資源は、石油でもなくダイヤモンドでもなく、アフリカの人々の才能と独創性なのだ」と謳い上げた。同じ結論に至った著者が、専門のマーケティングの視点から、起業家やビジネスリーダーの「志と行動」を通して、アフリカの新たな消費市場としての姿を浮き彫りにする。

コカ・コーラ、タタ、P&G、ノバルティス、LG電子など続々と進出する国際企業や投資ファンド。急接近する中国、インドを筆頭に各国政府。それに呼応して、金融、通信、メディアから衣食住に至るまで手がける起業家たちの動きが重なる。それが同大陸を劇的に変えつつあるという。

社会的、政治的には数々の難題があるにもかかわらず、経済活動の「現場」を歩く著者の論述は「中国とインドと同規模の大きな機会がある」として楽観主義にみちている。

英治出版 2310円

Amazonで見る
楽天で見る

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • スージー鈴木の「月間エンタメ大賞」
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • 最新の週刊東洋経済
  • ドラマな日常、日常にドラマ
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
コロナでもブームは過熱中<br>不動産投資 天国と地獄

家計のカネ余りを背景に、マンションやアパートなどへの投資熱は冷める気配がありません。しかし、不動産投資にリスクはつきもの。先行きが見通せない状況で、何が優勝劣敗を分けるのでしょうか。現場の最前線を追いました。

東洋経済education×ICT