「買う気」の法則 広告崩壊時代のマーケティング戦略 山本直人著
モノが行き渡っている日本では、景気後退期には不要不急のモノは売れない。「なくては困る」状態なら消費者は「買う気」にならざるを得ないが「どうしようかな~」というときにはひと押し、つまり「買う理由」が必要になるとプランナーの著者は指摘する。
CMだけで数千万円の家を買う人もいなければ、1本140円のお茶を買うのにネットで調べる人もまたいない。ネットの台頭でマス広告の効果が疑問視される現代において問題になるのは「ネットかマスか」ではなく消費者がどんなときに「情報検索」を深めるかであると、商品の価格帯や価値によって異なる消費者の行動や心理を分析し、新しいマーケティングモデルを提唱する。
アスキー新書 780円
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