自殺する種子 アグロバイオ企業が食を支配する 安田節子著

自殺する種子 アグロバイオ企業が食を支配する 安田節子著

アグロバイオ企業は特許や企業買収などによって着々と種子を囲い込み、世界的に支配力を強めている。究極の支配技術として開発されたのが自殺種子技術だ。この技術を種子に施せば、その種子から育つ作物に結実する第二世代は自殺してしまう。農家は毎年種子を買わざるをえない。

すでに栽培作物の多くで一代雑種(ハイブリッド)の種子が使われ、一代限りでしか優良な性質は出てこず、農家は毎年種子の購入を余儀なくされているが、それをさらに進んだ形にした技術だ。

「大量の工業製品を購入しなければ生産できない農業」に警鐘を鳴らし、脱グローバリズム・脱石油の農業を唱える有機農業運動家が食の現状を解剖し、未来を展望する。

平凡社新書 756円

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