鴻海が韓国SK財閥と密かに進めていること

シャープ買収に名乗りを上げた企業の戦略

中国・重慶にある鴻海の工場の様子
当記事は韓国の経済誌「中央日報エコノミスト」掲載記事の日本語訳です

2016年1月20日、中国・重慶にあるホテル。韓国の大財閥SKのC&C(SKC&C)と台湾の鴻海グループの系列会社の主な役員が手を取り合った。両社はこの日、重慶にある鴻海の工場のプリンタ生産ラインで提携することを発表したのだ。

その内容は、世界最大の電子機器委託製造業者(EMS)である鴻海グループの重慶工場に、SKのスマートファクトリープラットホームを導入するというもの。スマートファクトリーとは、IoT(モノのインターネット)やビッグデータ、クラウドなど最新の情報通信技術(ICT)を活用し、生産工程をリアルタイムで制御、生産性と効率を高める工場のことを言う。

中国の鴻海工場をスマートファクトリー化

両社は今年5月まで、プリンタ生産ライン1カ所をスマートファクトリーへ転換。以降、重慶工場にある24の生産ラインすべてをスマートファクトリーに転換する。また、インドやベトナムなどの工場でもスマートファクトリー事業を共同で推進することを決めた。

中国政府が中国版「インダストリー4.0」である「メイド・イン・チャイナ2025」(中国製造2025)戦略を強く推進しているだけに、潜在的な成長力が強い中国のスマートファクトリー市場をともに開拓することを目指していく。

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