激動の1年を振り返る「鉄道ニュース」10選

北陸新幹線開業、「北斗星」廃止、事故・・・

2015年の話題をさらった北陸新幹線の金沢開業。北陸と首都圏の距離が大幅に縮まった(撮影:尾形文繋)
2015年も残すところ明日まで。北陸新幹線の金沢開業や「最後のブルートレイン」北斗星の廃止など、鉄道関連のニュースが全国的に注目を集めた1年だった。数々の出来事の中から10件を選び、この1年の鉄道ニュースを振り返ってみよう――。

伸びた新幹線、消えたブルトレ

1)北陸新幹線、長野~金沢間が開業

2015年いちばんの鉄道関連ニュースといえば、なんといっても「北陸新幹線」だろう。3月14日のダイヤ改正に合わせて長野〜金沢間約228kmが延伸開業。これまで上越新幹線と在来線特急を乗り継いで約4時間かかった東京~金沢間を、最速の「かがやき」は最短2時間28分で結び、北陸と首都圏の距離が大幅に縮まった。

JR西日本が9月に発表した、開業から半年間の上越妙高〜糸魚川間(ともに新潟県)の利用者数は約482万人で、前年の在来線特急との比較では約3倍に。"あわせて、関西と北陸を結ぶ在来線特急の利用者も前年より増え、北陸地方は新幹線開業ブームに沸いた。一方で、観光に関しては「金沢の独り勝ち」との指摘も多い。

北陸新幹線は今後、敦賀(福井県)までの区間が2022年度末に開業の予定だが、その先の大阪までのルートはまだ決まっていない。2016年は延伸ルート選定の行方が注目される。

2)「北斗星」「トワイライトエクスプレス」運行終了

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定期運転終了後も臨時列車として8月まで走り続けた「北斗星」。この列車の廃止で「ブルートレイン」の長い歴史も幕を閉じた(撮影:尾形文繋)

大阪と札幌を結ぶ豪華寝台特急として知られた「トワイライトエクスプレス」が、ダイヤ改正に先立ち3月12日出発の列車をもって運行を終了。「最後のブルートレイン」となった上野~札幌間の「北斗星」も、3月13日の列車で定期運転を終えた。

「北斗星」はその後、臨時列車としての運転期間を経て、8月22日出発の札幌発上野行きをもって完全に運行を終了。青函トンネルの開業以来、約27年の歴史に幕を閉じるとともに、国鉄時代から親しまれてきた客車寝台特急「ブルートレイン」も北斗星の運行終了とともに終焉を迎え、一つの時代が終わりを告げた。

「トワイライトエクスプレス」は、客室を「スイート」「ロイヤル」のみに組み直した特別編成で、現在も旅行会社によるツアー列車として西日本各地を運行しているが、こちらも2016年3月で運行を終了することになっている。

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