数学で未知のことに向かう活力を得る--『数学入門』を書いた小島寛之氏(数学エッセイスト、帝京大学経済学部教授)に聞く

──この本はあくまで未来志向ですね。

本書は「過去にわからなかったことをわかったようになる」のではなく、「未知のことに向かって活力を得る」ことを目指した。まず細かいことは気にしないで、ずんずん先を読み、ここはわかりたいと思うところは丁寧に読む。そして、むしろこの本をカタログとして、より詳しく書いてある本をひもといていただければ、著者としてはうれしい。

(聞き手・本誌:塚田紀史 撮影:谷川真紀子 =週刊東洋経済2012年8月25日特大号)

記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

こじま・ひろゆき
1958年東京都生まれ。東京大学理学部数学科卒業、東大大学院経済学研究科博士課程修了。専攻は数理経済学、意思決定理論。数理経済学、ゲーム理論、意思決定論を専門とするかたわら、数学エッセイストとしても活躍。近著では、子ども向け数学絵本『大悪魔との算数決戦』(1、2)も執筆。

『数学入門』 ちくま新書 840円 252ページ


  
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