――破綻の危機から救ったとはいえ、業績的には、文具事業とロボット事業で、どちらかがよくて、どちらかが悪いという、浮き沈みを繰り返している。継続企業の前提にも疑義注記がある。
確かに長い間、低迷していたが、ようやく水面上に顔を出せるところまできた。2015年12月期は、文具事業はよくないが、ロボット事業が好調なので、やっと経常利益ベースで黒字化を果たせそう。2006年12月期以来、9年ぶりのことだ。
財務的にようやく安定し、経常利益も黒字化。さらなる成長に向けて、物流や生産の合理化、海外事業の強化など、いくつかの施策を考えている。2016年から実行するつもりでいた。
――経営再建には、最初の段階で、コストカットと貸借対照表のテコ入れが必要だ。その次の段階として、売上高を伸ばす必要がある。あなたが社長になってから、増資には成功したが、売上高はほとんど増えていない。
確かにそうだ。ロボット事業はようやく軌道に乗ってきた。ただ、文具事業は他社に比べ、競争力のある商品を開発できていないこともあり、なかなか計画通りにいっていない。
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