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上手に就活すれば、「入社しやすい会社」がある 「就職四季報 総合版」の見方・使い方<3>

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  • 田宮 寛之 経済ジャーナリスト、東洋経済新報社記者・編集委員
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また、すべての企業がESの提出を求めているわけではない。ソフトウェアや卸・小売りといった業種では、ESの提出を求めない企業がある。そうした場合は、「提出なし」と記載されている。

男女比率や平均年齢で職場の雰囲気は異なる

【男女別従業員数、平均年齢、平均勤続年数】には、最初に従業員の合計人数が載っている。子会社を含めた連結ベースではなく、単体ベースの人数だ。『就職四季報』では製造現場などに勤務する現業者を除いた人数を掲載している。

合計人数を見ると、企業規模がわかる。ビジネス経験のない学生は、資本金や売上高を見るだけでは規模感がつかめないのではないか。人数ならば企業規模を実感することができるだろう。

この欄では、男女比率もわかる。男子が多いか、女子が多いによって職場の雰囲気も違う。同性が多い方がいいのか、それとも異性が多い方がいいのか、人によって好みは違うが、この欄の数値から職場の雰囲気をある程度想像することができそうだ。

また、従業員全体の平均年齢と男女別の平均年齢も掲載されている。社員の年齢によっても職場の雰囲気は変わってくる。一般的には平均年齢が低ければ活気があり、高ければ保守的となる傾向があるようだ。

男女の平均勤続年数の違いにも注目していただきたい。男子の平均年齢が高くても、女子の平均年齢が男子よりも大幅に低ければ、女子にとって働きにくい環境であるかもしれないので注意が必要だ。

さらに平均勤続年数も併せて見ていただきたい。平均年齢が高めなのに、勤続年数が少ないとなれば中途入社の従業員が多いことになる。こうした職場は人の出入りが多いので、平均年齢が高めでも活気があるだろう。しかしその一方で、会社への帰属意識があまり高くないことも考えられる。

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