アコーディア・ゴルフ株主総会は委任状争奪戦で一部役員候補が大接戦、伝説の「ソニー・マラソン総会」記録の更新が確実に

一方、株主委員会の中核であるオリンピア側からは、「委任状」の本人確認にからんだ有効、無効判定に対する疑義の表明があった。今回の委任状争奪戦では、会社側、株主委員会側の双方とも、株主に対して委任状を送付。株主によっては、会社と株主委員会の双方に対して委任状を提出するなどのケースが数千通程度で発生したと会社側は説明する。

会社側・株主委員会側とも、一度相手方に委任状を提出した後でも、自分たちの側に委任状を出し直すことができる(この場合、委任状送付の消印が新しいほうが有効)旨を事前にアナウンスしていた。このため、重複ケースが多数出て、本人確認のあり方についても大きな争点とせざるをえなくなったもようだ。

その後、当日出席の株主に対し、マークシートを使った議決権行使を開始。総会当日までに書面やインターネットで行われた議決権行使や、会社側、株主委員会側に寄せられた委任状を含めた分を集計するため、13時10分から14時まで、総会の議事はいったん休憩に入る。


■マークシート式の投票用紙(右)が用意された


当落線上が3名、うち株主提案候補は超大物

ところが、議事再開後に待ち受けていたのは、過半数すれすれの大接戦のため、当落がすぐに判定できない役員候補者が出てきたというサプライズ。
 
 具体的には各候補者のうち、2号議案の鎌田、鈴木、新野、服部、大西、須藤、田代の7氏と、3号議案の廣渡、初川の両氏の計9名は“当選確実”となったものの、2号議案の澤田氏、片山氏、および4号議案の日野氏の3名が、当落線上の微妙な状況であることが判明した。なお、4号議案のうち、日野氏を除く7名の取締役候補と、5号議案の3名の社外監査役候補は“落選確実”となっている。

このため、澤田、片山、日野の3氏の当落を確定するためには議決権行使のより厳密な集計が必要となり、夜を徹した作業が不可欠であることから、異例の翌朝10時の議事再開となった。

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