解雇に関する法律を厳しくすれば、失業者の職探しは厳しくなる--独有力コンサルティング会社幹部に聞く「ユーロ危機」

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極右、極左政党に対する人気は(政策を支持しているのではなく)、「不確実性」の表れなのでしょう。極右、極左政党が主要な役割を担うことは決してありません。欧州の移動やビジネス面での自由はほとんどの人たちが理解しています。それを放棄したいと思っている人などどこにもいないはず。自分は西ベルリンで生まれ育ちました。だから、壁が崩壊する前の状況には戻って欲しくありません。

--ギリシャ、あるいは支援国側のドイツがユーロを離脱する可能性は。

どちらもありえないと思います。ギリシャのユーロ離脱は欧州全体にも、ギリシャにとっても賢明な選択ではありません。ドイツ離脱も想像できません。統合はドイツにも大きなメリットをもたらしました。

Bernd Brunke
独ベルリン大でエンジニアリング学士取得。1996年にローランドベルガーへ入社。2001年にパートナーへ昇格。10年にエグゼクティブ・コミッティのメンバーに指名される。現在、ベルリン・オフィスのトップも務める。

(聞き手:松崎泰弘 ブルンケ氏撮影:今井康一 =東洋経済オンライン)

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