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ライフ #商業施設で変わった街

「本厚木のほうが栄えていた」「へそのない街と揶揄されていた」…田畑だらけの「海老名」を県央随一の商業都市へと変貌させた2施設の磁力

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  • 坪川 うた ショッピングセンター研究家・ライター
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一方、海老名駅は乗り換え拠点にすぎず、海老名市は「へそのない街」などと揶揄された。市の顔であるはずの海老名駅前が栄えていなかったからだ。

唯一無二の商業施設「ビナウォーク」が開業

海老名駅中心市街地の整備と商業活性化を目指し、99年7月に海老名市が「中心市街地活性化基本計画」を策定。その計画に基づき、小田急電鉄が中央公園周辺地区に「ビナウォーク」を開発した。

海老名駅東口に誕生した「ビナウォーク」(筆者撮影)

2002年4月に「ビナウォーク」がオープンすると、海老名の街は一変した。「ビナウォーク」開業初年度の来館客数は約2300万人にのぼった。「ビナウォーク」ができたことで、これだけの人が海老名駅に降り立つようになったのだ。

03年1月、04年1月の公示地価では神奈川県内商業地が下落するなか、海老名駅前だけが横ばいを維持した。

周辺にはマンションも建設され、市の人口も増加。「ビナウォーク」オープン前の01年12月に約11.9万人だった人口は、10年後の11年12月には約12.8万人となった。増加率は約7.6%で、同期間の県全体の増加率約5.7%を上回っている。

小田急電鉄は海老名東口に14年10月、商業施設とマンションからなる「ビナフロント」も開業した。

東口のすぐ隣にある「ビナフロント」(筆者撮影)
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