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なぜバレンタインはここまで化けた? "物語"で消費を生むマーケティングの威力

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(写真:JIRI/PIXTA)
今年は「脱チョコ」がトレンドのバレンタインデー。このバレンタインデーが毎年恒例のイベントとして定着したのは、ある広告から始まったマーケティングの仕掛けの結果といわれています。
そんな「マーケティング」の手法や効果を多くの実例をもとにやさしく解説した、永井竜之介さんの著書『人の"行動"と"心理"が見えてくる 13歳からのマーケティング』より一部抜粋・再構成してお届けします。

"物語"は人の心を動かし、行動や購買活動に影響を与える

いわゆる広告・宣伝活動や販促をマーケティングと考える人もいると思いますが、「マーケティング」はもっと広く、いうなれば人々の心を動かす体験をデザインして届ける活動といわれています。そんな人々の心を動かす体験のなかに「ストーリーマーケティング/ナラティブマーケティング」という手法があります。

ストーリー=「物語」なわけですが、この「ストーリー」を使うと、人の心を動かしやすくなります。人はみなストーリーが好きで、広告やキャンペーンにストーリーがあると、「ただの商品」を「物語のある特別な商品」に変えることができるのです。

例えば、商品・サービスをつくるときの「目標」「想い」「こだわり」そして「苦労のストーリー」や、その商品を使ったりプレゼントしたりする場面のストーリーなどに人が共感・感動をすると、その物語に乗って人は「買おう!」「人に薦めよう!」と動きやすくなります。そこで、メーカーや企業は、こうしたストーリーを動画やポスターなどの広告で伝えようとしています。

商品・サービスを売るために、ストーリーを仕掛けて世に広まったものはたくさんあります。2月14日のバレンタインデーは、まさにストーリーマーケティングの典型です。

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