「高市首相の"見た目戦略"が成功」「中道はビジュアルも失敗した」 自民党圧勝《有権者の決め手は"見た目"》だった? その驚く中身と根拠
この状況で圧倒的に有利だったのが、高市首相だ。
理由は明確である。第1に、すでに首相として認知度100%。有権者が新たに覚える必要がない。
第2に、25年の自民党総裁選で「見た目」を最適化済み。第一印象で好印象を与えられる状態が整っていた。
第3に、毎日テレビに映る。繰り返し効果(単純接触効果)が働く。
対照的に、野党候補は認知度を上げる時間が不足し、政策を浸透させる時間も不足した。結果、「顔」で勝負するしかない状況に追い込まれた。
しかし、トドロフ理論が示すように、0.1秒の第一印象で70%が決まる世界。高市首相の戦略的に最適化された「見た目」が、圧倒的優位に立った。
「2024年の敗北」からの学び
高市氏は、24年の自民党総裁選で石破茂氏に敗れた。
当時の見た目の特徴は、濃い黒色の太い眉毛、濃い口紅、ダークスーツ中心だった。報道では「強硬派」「右派」というイメージが先行し、女性リーダーとして求められる「信頼性」「親しみやすさ」の印象形成に課題があった。
この敗北から重要な教訓を得たからなのか、25年の総裁選では、見た目が劇的に変化していた。
まず、メイクが大きく変わった。眉毛が黒色からブラウン系に変わり、太さも柔らかくなった。口紅は濃い色からナチュラル系へ。全体として、ソフトで親しみやすい印象に転換した。
これは偶然ではない。前述のトドロフ教授の理論によれば、顔印象は主に2つの次元で構成される。
24年の高市氏は、「支配性・有能性(強さ)」を強調しすぎていた可能性がある。濃い眉、濃い口紅は「強さ」を印象づけるが、同時に「近寄りがたさ」も生む。
翌年の変化は、「信頼性(善良さ)」の次元を強化する方向への転換だった。ブラウンの柔らかい眉、ナチュラルな口紅は、「親しみやすさ」「温かさ」を演出する。


















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