しかも「ハンバーガー」は、一般店舗も準都心型店舗も都心型店舗も、一律で税込190円と、価格差のついていないメニューもあり、すべての商品が一律に値上げされているわけではないのが実情です(26年2月現在)。
立地コストや人件費の違いを考えれば、むしろ「この程度の価格差でいいの?」と、ちょっと拍子抜けするほど。個人的には「都心だけ高いから損してる」と腹を立てるどころか、「思ったより良心的だなぁ」というのが正直な感想です。
マクドナルドは若者の店から、全世代に愛されるインフラへ
かつてハンバーガーは「若者の食べ物」の象徴でした。ところがいつの間にかそのイメージは静かに更新されていました。平日朝10時、タワーマンションが林立する街の駅近にある大型店。客席には、ノートパソコンを広げて仕事をするサラリーマン、散歩の途中に立ち寄った老夫婦、ハッピーセットを開封して遊ぶ子ども。
フロア清掃を担当しているクルーは70代後半と思しきご婦人。黙々と店内を整える姿を見ていると、この場所が「食べる場」であると同時に、「働く場」でもあり、「居場所」でもあるのだと気づかされます。
いつの間にかマクドナルドは、世代を超えて人の暮らしが交差する場所になっていました。マクドナルドは若者の店から、全世代に愛される「日常の風景」へ。そんな変化を、マフィンとともに噛みしめる朝です。
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