AIによって生じる「脳の外部化」で社会ステージが変わる→「情報化社会」を超えた、次なる「創造化社会」で知っておくべきこと

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会話の生成も膨大な量にのぼる。

OpenAI社は2025年9月、全世界のChatGPTユーザーが7億人にのぼり、毎週180億以上の会話が生成されていると発表した。

生成AIの能力は急ピッチで進化し、動画や音声も容易に生成できるようになる。

さらにそれらを組み合わせて、過去の偉人(例:アインシュタイン)や、現存する人物(例:企業のCEO)、また架空のAIキャラクターなどの「人工人間」も生成されるようになっていった。

第4の波としての「創造化社会」

このように、AIは、莫大なデータをもとに、さまざまなコンテンツ、知識、アイデアなどを日々生成している。

これは何を意味しているのか。

1980年代、アルビン・トフラーは「第3の波」としての「情報化社会」の到来を語った。

情報化社会ではデータそのものが重視される。インターネットの進化によって、世の中には多くの情報が出回るようになった。

しかし今、足元で起こっていることを見ると、もはや情報化社会を超えた、次なる社会に突入したといえるのではないだろうか。

そこで私たちが提唱するのが「創造化社会」というものだ。

野村総合研究所(NRI)では、情報化社会の次に何が到来するかという問いについて、1990年の時点で予測を立てていたのだ。

当時の研究チームは、人間の機能の外部化という視点で歴史を整理し、農業化社会は足、工業化社会は手、そして情報化社会では人間の目や耳が(機械として)外部化されたと考えたのである。

そうなると、次は脳が外部化されるはずだということで、人間は、その外部化された脳を用いてアイデアを生み出す「創造化社会」が到来すると考えたわけである。

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