激変の「現行プリウス」旧型と購入者に変化は? 50系から60系へのフルモデルチェンジで価格は2割増も購入者の若返りに成功

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左:先代「プリウス50系」、右:現行「プリウス60系」(写真:トヨタ自動車)

「プリウス」が新しくなった――。そう聞いても、これまでなら多くの人が「燃費がさらに良くなったのだろう」程度の受け止め方だったかもしれない。

ところが、2023年1月にフルモデルチェンジした5代目プリウスは、燃費ではなく“見た目”で私たちを驚かせてきた。

ボディはぐっと低くワイドになり、サイドビューはクーペのように流麗。かつての「合理的で燃費と実用性を主張したエコカー」のイメージとは、明らかに異なっていたからだ。

「プリウス60系」HEVモデル(写真:トヨタ自動車)

ハイブリッドカー、エコカーの代名詞であったプリウスが、「燃費の良さ“だけ”ではなく、欲しくて選ぶクルマ」へ。トヨタがプリウスに託す役割が、大きく書き換えられたのである。

では、このフルモデルチェンジは、ユーザーにどのような変化をもたらしたのか?

先代となる4代目プリウス(50系)と現行5代目プリウス(60系)の購入者データを、ハイブリッド(HEV)とプラグインハイブリッド(PHEV)に分けて比較した。

なお、使用データは市場調査会社のインテージが毎月約70万人から回答を集める、自動車に関する調査「Car-kit®」

<分析対象車種・サンプル数>
・60系プリウスHEV(2023年1月発売):1,082名
・60系プリウスPHEV(2023年1月発売):241名
・50系プリウスHEV(2015年12月発売):4,399名
・50系プリウスPHEV(2017年2月発売):704名
※いずれも分析対象は新車購入者のみとする
※50系のプラグインハイブリッド車は「プリウスPHV」が正式車名だが、ここでは現行60系と同じPHEV表記とする。

使用データは、市場調査会社のインテージが毎月約70万人から回答を集める、自動車に関する調査「Car-kit®」である。

「プリウス」を選んだ理由は何か?

まずは、「車種決定の理由」を4つの選択肢から読み解いていこう。4つの選択肢は、「車そのもの」「メーカー・ディーラーとの取引関係」「メーカー・ディーラーへの信頼・評判」「購入条件」である。

この内、「車そのもの」を理由として上げた人は、60系HEV:75%、60系PHEV:75%、50系HEV:59%、50系PHEV:74%であった。

【写真と図表】先に新旧「プリウス」購入者データの表を見る
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