激変の「現行プリウス」旧型と購入者に変化は? 50系から60系へのフルモデルチェンジで価格は2割増も購入者の若返りに成功

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最後に、現行モデルの中心である60系HEVのみに絞って、年代別での分析も行った(一部の分析項目は抜き差ししている)ところ、20代だけに見られた傾向が表れた。

例えば「都会的」「おしゃれ」「若々しい」の項目は、20代が圧倒的に高い。その反対に「先進的」「スポーティ」「運転を楽しめる」「経済的」は、他の年代よりもスコアが低い。

「プリウス=先進的なエコカー」というイメージは若者にもはやなく、デザインで評価されているようだ。走りに関連するイメージは、まだこれからといったところか。

「環境にやさしい」は、年代が上がるにつれてスコアが上昇している。昔からプリウスを知る人々にとってはエコカーのイメージがやはり強いことがわかる。

定番モデルの大変革が示す意味

今回は、フルモデルチェンジ前後でのプリウス購入者像の変化を分析してきた。保守的なブランドとして選ばれていたプリウスが、現行の60系になって大きくブランドイメージを大きく変えていたことは、トヨタの狙い通りなのだろう。

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購入者層の若返りが進んでいることは、歴史と伝統のあるモデルの進化としては、稀有なケース。定番モデルを大きく変えるという決断にも、やはりトヨタの強さが見えるといえる。

【写真と図表】もう一度、新旧「プリウス」購入者データの表を見る
三浦 太郎 インテージ シニア・リサーチャー

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みうら たろう / Taro Miura

北海道大学大学院理学院卒業後、インテージ入社。自動車業界におけるマーケティング課題の解決を専門とし、国内最大規模の自動車に関するパネル調査「Car-kit®」の企画~運用全般に従事。

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