手探りのまま進めて後悔…「家を売りたい人」が見落とすと危ない5つのポイント

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(写真:千和/PIXTA)
新しい年が始まると、「今年こそ住まいを見直したい」「そろそろ実家をどうするか決めないと」といった家の問題が一気に現実味を帯びてきます。転勤や子どもの進学、親の介護、老後資金の準備……。理由はさまざまですが、「今の家を売って次のステージに進む」という選択肢を考え始めるビジネスパーソンは少なくありません。
ただし、不動産売却は一度きりの大きな取引です。ある調査では、売却経験者の8割以上が「売るときに何かしら悩みがあった」と回答しており、多くの人が手探りのまま進めて後悔している現実があります。そこで、家を売ることを検討している人向けに、「気を付けるべきポイント」と「売り出し時期の考え方」を、『初心者でも高く売れる! 家の売り方大全』の著者で不動産コンサルタントの谷崎真吾氏が語ります。

売り出しのベストタイミングは?

不動産市場には、明確に「動きやすい季節」があります。その中でも著者が「特に注目すべき」と指摘するのが、1月中旬から2月中旬の約1カ月です。

4月の新学期や人事異動に合わせて新居に引っ越したい家庭や会社員が、逆算して家探しを本格化させるのがこのタイミングだからです。特に子どものいる家庭では、「新学期から新しい学校区で通わせたい」というニーズが強く、この時期に真剣な購入検討者が一気に増えます。

さらに、住宅ローンの審査や契約・引き渡しには、申し込みから1〜2カ月程度かかるのが一般的です。4月入居を目指す人が1〜2月に動くのは、手続きのスケジュールから見ても合理的なのです。

では、売り手側はいつ動き始めるべきかというと、理想は「引き渡し予定日の3〜4カ月前に売り出しをスタートすること」です。理由は主に3つあり、1つ目は購入希望者がローン審査や引っ越し準備を計画的に進めやすいから。2つ目は売り手も次の住まい探しや荷物整理の時間を確保できるから。そして3つ目が無理なスケジュールによる契約トラブル(引き渡し日の延期など)を避けられるからです。

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