押すより確実!乱れた自律神経を整える「ツボ回し」の極意――不調の原因はおなかにあった?めぐりをよくして健康になるためのコツ

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では、どうすれば体の「めぐり」は回復するのでしょうか? 

めぐりに必要な気血水の量を増やし、質を改善し、流れを促す最も効率の良い方法のひとつが、私のご提案する「ツボ回し」です。以下、ご説明しましょう。

肩コリにはココを押す、眠れないときはココを押す……といったように、「押す健康法」として定着しているのがツボ押しですね。しかし、ツボを正しく押すのは意外と難しいもの。というのも、ツボには「虚(きょ)」と「実(じつ)」という2つの状態があるからです。

「虚」は気血水が不足してへこんでいる状態で、反対に「実」は気血水が過剰で張っている状態をいいます。たとえるなら、谷と山。この状態がどちらかによって、全く同じツボだとしても、適する押し方が変わってしまうのです。

しかも、同じ人の同じツボでも、体調によって、虚実は日々変化します。そのため、素人判断で、ただグイグイ押すと、逆効果になってしまうこともあります。

刺激が強過ぎたり、長時間押し過ぎたりすると、余計にそのリスクが上がることもあるため、安全なやり方を伝えるのが困難なのです。

そこでおすすめしたいのが、「ツボ回し」です。

ゆっくり円を描くように刺激

これは、ぼく自身がずっと大切に使ってきたやり方で、ツボの上に指を当てて、ゆっくり円を描くように刺激する方法です。“押す”のではなく“回す”。この違いがポイントです。

円を描く刺激法なので「円圧(えんあつ)」と呼び、ツボが虚(谷)でも実(山)でも、バランスを整えるように作用します。谷の場合はすくい上げるような、山の場合は角をならすような効果が生まれるため、誰がやっても失敗しにくい。

ツボ回しのイラスト
(イラスト:中村知史)
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